医療法人翔陽会

アスリートにとっての矯正治療中の注意点

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アスリートにとっての矯正治療中の注意点

アスリートにとっての矯正治療中の注意点

2024/11/16

スポーツに関わらず日々の活動であっても歯に怪我をする可能性は排除できません。その際は、できるだけ早く当院もしくは最寄りの病院歯科に連絡してください。歯科医は歯根や顎の骨が折れているかどうかを診断し、歯の損傷の有無を検査した後、矯正器具の交換や修理が必要な部分があるかどうかを判断します。 近い将来に歯列矯正をする予定の方、または現在当院で歯列矯正を受けている方は、今後数か月間どうなるのか不安に思われるかもしれません。当院スタッフがあなたの不安を解消します。私たちは、あなたの歯と歯列矯正器具を保護しながら、あなたの好きなスポーツに参加し続けられるようお手伝いします。あなたの歯を矯正しながら、最初の来院から最後の来院まで、可能な限り最高の矯正歯科治療を提供することが私たちの目標です。ご質問やご不明な点がございましたら、喜んでご相談に応じますので、励ましが必要なときはいつでもご連絡ください。2007年以来から約20年におよぶマウスピース矯正の症例を有する当院スタッフのサポートがあれば、お気に入りのスポーツ活動と、歯列矯正器具を用いて治療を続けるという、両方の長所を享受できます。

アスリートであっても矯正治療は可能

北上市内の中高生はスポーツ活動が目白押しです。定期的にスポーツに参加していて、歯列矯正治療を始めようと思い立った時、スポーツの第一線から遠ざかるのではないかと心配されるかもしれません。当院では岩手ビックブルズの現役選手などアスリートについても矯正治療を実践してきました。フィールド、トラック、コートでプレーする患者さんは、歯列矯正器具を付けると試合に出られなくなるのではないかと心配していますが、幸いなことに、これはまったくの間違いです。学校、社会人、プロのいずれでプレーする場合でも、歯列矯正治療を受けながら引き続きスポーツに参加できます。

スポーツと口腔の健康は密接な関係があります

当院で矯正治療をされた21~23年まで岩手で活躍された小松秀平選手(バスケットボール)です。矯正治療を受けたプロ選手が証明しているのは、矯正治療のためにプレーを休止する必要はないということです。ただし、歯列矯正器具を傷めたり、歯や口を傷めたりしないように注意する必要があります。これは、接触スポーツをする場合には特に当てはまります。 以下を読み進めて、大好きなスポーツを楽しみながら歯列矯正器具と笑顔を守る一番の方法について学んでください

矯正器具を装着した患者さんにおけるスポーツ関連の傷害に関する注意事項

スポーツ選手が被る最も一般的な怪我のいくつかは、口と顎の領域です。そのため、歯列矯正器具を装着してスポーツをする際には、怪我に注意を払うことが特に重要になります。歯列矯正器具のような固定式の歯科矯正器具は、ボールや他の選手が口や歯列矯正器具に当たった場合に発生する可能性のある口腔損傷のリスクを高めます。これらの損傷が命にかかわることはめったにありませんが、痛みを伴わないというわけではありません。また、修復に多額の費用がかかる深刻な損傷を引き起こす可能性もあります。私たちは、頬、唇、舌の裂傷、歯の欠けや折れ、顎関節(TMJ)の脱臼、歯根の骨折など、歯列矯正器具を装着したスポーツ選手に典型的な怪我を数多く目にしています。

矯正器具に付属するブラケットとワイヤーは、こうした怪我に別の要素を加えます。衝突時に矯正器具が口内を切ったり、ワイヤーが曲がったりブラケットが壊れたりして、部品自体が損傷するおそれがあります。スポーツに参加するときは、ブラケットを保護する必要があります。身体活動中に歯、口、矯正器具を保護する最も確実な方法は、マウスガードを着用することです。当院では矯正器具を装着している患者様には矯正用モデルを購入することを強くお勧めしています。市販のマウスピースでも、歯茎の出血、ブラケットの破損、歯の骨折などの予防に役立ちます。これは、フットボール、レスリング、サッカー、バスケットボール、ホッケーなど、接触を伴うスポーツを定期的に行う場合に特に当てはまります。

スポーツ習慣がなくとも怪我に遭遇することも

自験例(以下)は、特別なスポーツ習慣を持たない女性です。怪我をする可能性はアスリートに限らず起こりうるのです

怪我をする前の様子

自験例です。矯正治療を開始すると決めた時、前歯(矢印)は健全です。この方は特に激しいスポーツをする患者さんではありません。ブラケット装置を選択して、矯正治療を開始しました。

応急処置による矯正治療の継続

自験例の患者さんは勤務中の転倒事故により前歯を折ってしました。このように、特別なスポーツ習慣がなくとも転倒など不慮の事故に遭遇することは避けられません。自験例では折った前歯(矢印)に対して応急処置を実施し、矯正治療を継続しました。

矯正治療終了

自験例の患者さんは前歯を折るという事故がありましたが、無事に矯正治療を完了することができました。しかしながら、応急処置を施した前歯(矢印)については今後に追加で治療が必要です。その際、矯正治療とは別に治療費負担と治療期間(通院)が求められます。

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