医療法人翔陽会

イギリスPostgraduate Diplomaコースによるマウスピース矯正の学び

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イギリスPostgraduate Diplomaコースによる
デジタル矯正の学び

イギリスPostgraduate Diplomaコースによるマウスピース矯正の学び

2022/04/19

イギリスPostgraduate Diplomaマウスピース矯正の学び

PG Dip in Digital Orthodontics

 

当院では1987年開業以来、一貫して矯正治療に取り組んできました。2009年、アライナー矯正(マウスピース矯正)を採用したことも包括的な矯正治療を行うためでした。当時はアライナー矯正も誕生したばかりで試行錯誤の時期でした。2020年私が、Postgraduate Diploma in Digital Orthodonticsのコースに入学することを決めたのはマウスピース矯正を主体とする包括的な矯正治療をあらためて学びなおすためでした。Best Orthodontics Seminar and Sessionsは豪州の矯正歯科医Dr.Katyalが主催する世界でも数少ないデジタル技術・アライナー矯正を体系的に学ぶことができるものです。当コースをイギリスの学術評価機関が公式に認可(UK Accredited)しており、コースの全過程を終了するとPostgraduate Diplomaが授与されます。

 

アライナー矯正(マウスピース矯正)

マウスピース矯正を希望される患者さんが増えています

アライナー矯正(マウスピース矯正)を希望される患者さんが増えています。実際に、当院でも矯正患者さんが通われています。 私の考えている歯科矯正治療とは、あくまで包括的歯科治療の一手段であるということです。一般的に矯正治療は見た目中心であり、歯並びの改善だとされています。 私は矯正治療の真価は咬合不正の改善と口腔衛生の改善に他ならないと感じています。むし歯や歯周病だけでなく、歯を失う原因の一つが嚙み合わせの問題に起因しています。つまり、患者さんが見た目を気にするかどうかだけでなく、患者さんの口腔内に正常な歯列・咬合が確保しなければ根本的なお口の問題は解決されません。これが矯正治療の開始の一番の動機です。

様々なシステムのアライナー矯正があります

アライナー矯正は、玉石混交です

アライナー矯正は、日本国内だけでも様々なシステムや考え方で運用・提供されております。歯科医師個人のテクニックによる差異を含めば、玉石混交であることは否定しようがないところです。私は、当コースが正式なPostgraduate(卒後教育)としての体裁を整えている点に着目し、体系化され、学問化されたデジタル・アライナー矯正とはどのようなものなのかにも興味がありました。 私はインプラントにおいてドイツの大学院教育を修了しています。同じように大学院で学んだ友人の多くがサブスペシャリティとしてPG Dipを修めることがあることも知っておりましたので、私もサブスペシャリティの勉強に挑戦してみようと入学を決意しました。

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