医療法人翔陽会

お子さまの矯正治療

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お子さまの矯正治療

お子さまの矯正治療

2024/05/29

お子さまの矯正治療

検診などで指摘されたタイミングで

お子さまの矯正治療(以下、小児歯科矯正)は、自治体や学校などの歯科検診で指摘されたり、保護者の方の発見により自覚されることがほとんどです。小児歯科矯正治療は6歳に始め、12歳に治療終了を求めるものです。そのため、治療開始時期が極めて重要です。小児期に健全な永久歯列の獲得を補助することでその後の顎の発達や咬合の健全な成長が期待できます。

装置は主に2種類用います。前半のE床装置を使用する期間を1期治療、後半の6床装置を使用する期間を2期治療とも呼びます。1期・2期のすべて含めた治療を小児歯科矯正といいます。

ここでは、同じく小児期に矯正装置を用いることでその後の健全な成長と発育を促す「弱視矯正用眼鏡」と比較して説明します。

弱視矯正装置(眼鏡)

主な処方元:眼科、小児科

検診などを契機として、指摘・発見されます。視力の成長が望ましくないとき眼科などで最終的に診断されます。検査や診断、その後の経過観察も基本的には保険診療となります。

装置の費用:¥18,000~30,000など

装置の製作:眼鏡店など

装置の使用時間:基本的には活動時のすべて

装置の使用期間:眼科などで経過を観察し、判断されます

装置の調整・再製作:成長に応じ装置が合わなくなるので、調整・再製作が必要である

歯列矯正装置(床矯正)

主な処方元:矯正歯科、小児歯科

検診などを契機として、指摘・発見されます。歯列・咬合の成長が望ましくないとき矯正歯科などで最終的に診断されます。検査や診断、その後の経過観察も基本的には自由診療(保険外診療)となります。

装置の費用:下記(当院の場合)

装置の製作:歯科技工所または矯正歯科医院内

装置の使用時間:15時間(在宅時および就寝中)

装置の使用期間:6歳から12歳まで

装置の調整・再製作:成長に応じ装置が合わなくなるので、調整・再製作が必要である

実際の治療例

費用、症例、デメリットについて説明します

お子さまの矯正治療費用

装置の名前
費用(税込)
備考
E床装置
¥176,000
6歳から第1大臼歯萌出まで使用
6床装置
¥176,000
第1大臼歯萌出完了から12歳まで使用
総額
¥352,000(税込)
1期治療・2期治療

※初診料、再診料、クリーニング施術費を除く。

治療開始時期や症例によって、ブラケット装置ならびに保定装置を使用することがある

(別途費用負担)

お子さまの矯正治療例

初診時8歳
E床装置

大人の歯が綺麗に萌出していないとしてお母さまから相談がありました

治療開始2年後
6床装置

前歯の歯並びが整っています。その後、奥歯の歯並びの萌出についてみていきます

治療終了12歳

第2大臼歯萌出完了を残し、すべての永久歯による正常咬合と歯列が得られました。この場合、追加のブラケット装置や保定装置は不要です

お子さまの矯正治療デメリット

必ず確認しましょう

お子さまに由来するもの
保護者の方に由来するもの
治療に由来するもの
お子さまの協力が得られない場合、治療効果が正しく発揮されません
来院指示に従わない場合、治療効果が正しく発揮されません
装置の破損、紛失
症例によってはブラケット装置と保定装置を一時的に用いることがあります
来院される時期が遅いほど、治療効果が正しく発揮されません
お子さまの成長度合いによっては12歳時の咬合・歯列が成人期にいたって変化することを完全には予見できません
装置の使用方法、使用時間を守らないと治療効果が正しく発揮されません
お子さまの装置の使用状況について指導・観察していただく必要があります
装置の材質(金属・プラスチック)に対するアレルギーを完全には予見できません

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