医療法人翔陽会

マウスピース矯正の実際

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マウスピース矯正の実際

マウスピース矯正の実際

2024/05/02

マウスピース矯正単独治療例

初診時

う蝕・補綴(既治療歯・既根管治療歯)がない

本症例は、「受け口」です。本来であれば、外科的矯正治療が望ましいでしょう。患者さんとの話し合いでマウスピース矯正のみで対応することとなりました。その際、妥協的矯正治療という位置付けとなります。骨格全体の矯正ではないので、限界が生まれます。

動的治療終了時

保定期間は概ね2年間です

妥協的矯正治療の治療結果です。患者さんの「手術はしたくない」「何回も通えない」「器具が目立ってほしくない」という希望に沿うことができました。

顎間ゴムを使用しましたので、マウスピース矯正以外の装置を一時期使用しています。

正面の様子(左は初診)

「口元」に変化はあります

患者さんは「何度も通院できない」という希望が強くそれにそった計画となりました。マウスピース矯正は・正しい使用方法と時間を守る、ことが何よりも重要となります。

側貌の様子(左の初診)

「顔の形・顎の位置」に変化はありません

矯正治療を行う際、顔の形や顎の位置も気になっている場合には適切ではありません。基本的には顔の形、顎の位置(上/下の顎が前にある気がするなど)は一切変化しないと考えておいて間違いありません。

治療項目(上記症例に限る)
治療費用
マウスピース矯正
¥880,000
保定装置
¥176,000
エアーフロー(3回コース)
¥33,000
総額
¥1,089,000

※初診料(¥8,800)、再診料(¥330)、処置料(¥550~¥1,100)、クリーニング(¥4,400)は別途

表記はすべて税込み(2024年5月税率)

治療期間
2013年3月~2017年9月
来院回数
28回(クリーニング処置含む)
本例のトラブル
口内炎、親知らず抜歯

告知事項(厚労省により通達のある4項目)

確認しましょう

「未承認医薬品等であることの記載」

当院で使用しているマウスピース型矯正装置(クリアコレクト)は、薬機法における医療機器の承認を得ておりません。従って、医薬品副作用被害救済制度等の救済の対象になりません。

「入手経路についての記載」

当院で使用しているマウスピース型矯正装置(クリアコレクト)は、スイス・バーゼルに本拠を置くストローマン社の製品です。ストローマン・グループである、ストローマン・ジャパン株式会社より入手を行なっています。 個人輸入において注意すべき医薬品等について(以下リンク参照ください) https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/overseas_report/index.html  

「国内の承認医薬品等の有無についての記載」

日本国内でもマウスピース型矯正装置を作製しているメーカーはあります。当院で用いているマウスピース型矯正装置(クリアコレクト)以外にも、日本で承認を得ている矯正装置を使った治療法も存在します。

「諸外国における安全性等に係る情報の記載」

マウスピース矯正型矯正装置(クリアコレクト)は2006年のリリース以来、世界70か国、延べ600万人を超える症例数を有する矯正治療法です。矯正治療に伴うリスク以外で重大な副作用の報告はありません。しかしながら、日本国内において公的機関による安全性は認められておりません。

注意事項

マウスピース矯正の合併症
下記のリスク・問題・技術的限界のため治療中そしてその後、患者さんの期待通りになりません
場合により、マウスピース矯正を放棄しブラケット装置によるリカバリーが必要になります

患者さん固有の問題
マウスピース矯正の問題
歯科的な問題
使用時間・使用方法を正しく守れない
術前シュミレーションと実際の結果は必ずしも一致しない
う蝕・歯周病に罹患する
治療結果と期待が一致できていない
かみ合わせが緩くなる
被せもの・詰め物がとれる
通院指示に従わない
歯の精密誘導はできない
失活歯(既根管治療歯)が腫れたり、割れたりする
ブラケット装置によるリカバリーにより追加費用が必要になる
歯痛

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