メタルタトゥーとは?
2025/05/01
メタルタトゥーもしくはアマルガムタトゥーは、歯科治療に使われる金属(古くはアマルガム)の微粒子が口の粘膜に入り込むことでできる、黒や灰色の小さなシミです。バラのような装飾的なタトゥーではなく、歯の修復物の副作用として現れます。
原因
歯科用金属合金は、金・銀・スズ・銅などの金属の混合物です。これを装着して長い時間が経過したり、調整などで削る際に出る微粒子が粘膜に入り込むと、色素が沈着してタトゥーのようになります。
症状・影響
- 小さく平らな黒または灰色のシミ(通常1.3cm未満)
- 痛みやかゆみはなし
- 健康への害はなく、通常はアレルギーの心配もありません
診断
黒いシミが歯の金属修復物の近くにある場合は、メタルタトゥーの可能性が高いです。 必要に応じてレントゲンや生検を行い、他の疾患と区別します。
鑑別が必要な他の病変
- 粘膜性黒色腫(まれな口腔がん)
- 血管腫(赤いシミ)
- 薬剤や喫煙による色素沈着 アジソン病、ネルソン症候群などの疾患
- グラファイトタトゥーやアスファルトタトゥーなどの外傷によるもの



