顎間ゴム～重要な治療の１ステップ～

顎間ゴムは、顎に圧力を加えて歯と顎の位置関係を利用して噛み合わせを適切に調整するために使用される、より大きな弾性体の形状です。適切な牽引力を満たすために、いくつかの異なる大きさがあります。

顎間ゴムは、適切な歯と顎の位置調整を達成するために、顎を前方または後方に引っ張ります。ゴムがかかっていても、下の顎をゴムでつられないように上下の歯できちんと噛んでもらいます。また、規定の時間（最低 10 ～ 12 時間装着）使用する必要がありますが、患者さまによっては 24 時間装着し、食事や洗浄、歯のお手入れのときのみ取り外すこともあります。最初の数日間は顎、口、歯が痛むのは正常な現象です。しばらくすると、不快感はなくなります。

顎間ゴムを使用するとなったときは、治療の重要な時点の 1 つに到達したことも意味します。当院においては顎間ゴムをすべての患者さまに提供するわけではありません。顎間ゴムも患者さま個々によって使用する大きさや形が異なります。そのため、最初の治療費用に記載されておらず、別途購入していただきます。顎間ゴムは大量生産された工業製品でもありますので、壊れたり・ちぎれたりします。顎間ゴムの在庫がなくなったり、紛失した場合も別途購入していただきます。